介護タクシー起業 成功の秘訣

介護タクシー起業で成功するには

介護タクシー事業者の数は、年々増加しています。国庫省の発表によると福祉車両の登録台数は平成25年3月現在で、13,856台。平成32年までに約2万8千台の福祉タクシーを導入するとされています。

今後も多くの事業者の新規参入が見込まれる一方で、廃業される事業者の方が多いのも事実です。

介護タクシーで起業は、簡単にできます。申請要件を整えて書類作成をし、営業所を管轄する運輸局長に申請書が受理されれば、おおよそ3ヶ月で許可取得でき、めでたく開業となります。

 

しかし、その後が問題です。実に多くの方が、開業後の利用者の介助の仕方、接客方法、営業方法等がわからず思うように利益が出せないというのが現状です。

では、どうしたら起業後安定的に利益を得られるようになるのでしょうか?

介護タクシー起業を成功させるために出来ること

当面の生活資金の確保

まず、起業には十分な預貯金が必要です。開業後、すぐに利用者を集客するのは至難の業だからです。例え、タクシー協会やフランチャイズに加盟したとてそれは同じです。

速くて3ヶ月、遅いと半年以上は食べていけるだけの収入を得ることは難しいと考えてください。

ですから、収入が安定するまでの間の生活資金は、なるべくたくさん確保されることをお勧めします。

1ヶ月いくらの生活資金が必要で、今ある現金預貯金から開業資金を差し引いて何か月なら全く収入がなかった場合に生活していくことが可能か、綿密に計画を練りましょう。

利用者の確保

フランチャイズや協会に加盟したとて運営方法の指導、利用者の紹介などのサポートが実際にあったという事は、現役介護タクシー事業者様から聞いたことがありません。

ですから、自ら集客していくしかないのです。

集客するには、まずあなた様が介護タクシー事業者であることを、一人でも多くの人に知ってもらう必要があります。そのためには、できることは何でも試しましょう。

以下で代表的な集客方法をご紹介します。是非ご一読ください。

ホームページによる集客

開業当初は大きな集客源として力を発揮する可能性があるのがホームページと言えます。なぜなら、アナログ営業で集客するには、信頼関係を構築する必用があるために時間がかかるからです。

その点、インターネットでは、ホームページさえ開設すれば、極端に言えば翌日からでもあなた様のもとに、お客様から電話が鳴る可能性があります。

 

インターネットで「介護タクシー」というキーワードで検索すると、多くの介護タクシー事業者が出てきますね。

お客様から電話をもらうには、まず、あなた様が介護タクシー事業を行っていることをアピールする必用があります。

そのためにホームページを作成します。決してプロのホームページ作成業者に依頼する必用はありません。あなたの人となりが伝わるホームページを作ってください。

利用者様は見栄えのいいキレイなホームページだから依頼するわけではありません。あなたの人柄に依頼するのです。

あとは、検索結果で1ページ目に表示させるために、各種ポータルサイトなどに登録しましょう。SEO対策を行っても、自然検索で上位に上がるのは3ヶ月かかります。

アナログ営業

介護タクシー起業を継続させるために最も重要な事項です。どこに対して営業を行うのかというと、病院のケアワーカーさんに対して行います。

ただし、多くの介護タクシー事業者さんも同じく営業を掛けており、既にその病院に入り込んでいます。あなたを憶えてもらうために、試せることは何でもやりましょう。

 

あなた様の所に依頼の電話がかかってくるかどうかはケアワーカーさん次第です。明日は他の介護タクシー事業者が全員捕まらない、そんな時にあなたの名前を思い出してもらうように営業しましょう。針の穴のようなチャンスをこじ開けるつもりでチャレンジし続けてください。

すぐに成果が出せる確率は低いですが、介護タクシーで起業すると決めたあなた様なら諦めずに努力し続けることができるはずです。

虎視眈々とチャンスをうかがいましょう。

利用者介助

必ず介護職員初任者研修を受けましょう。

介護タクシーに必要とされる資格は自動車の2種免許だけです。しかし、実際は、そんなに甘くありません。

介護に関する知識、経験なしの方が、開業後、とても苦労されています。もし、あなた様が介助経験がないなら必須の資格と言えます。

開業して利用者からの依頼を受け、まったく介助の経験がなく、利用者をしっかり介助できずに不快な思いをさせたら2度と利用してもらえなくなります。

そうならないために、開業前に介護職員初任者研修を受けていただくことをお勧めします。

介護タクシー事業者とのつながり

介護タクシー起業で成功するには、同業者との横のつながりを大切にするべきです。現役介護タクシー事業者さんも、仕事が受けきれず、他の介護タクシー事業者さんに仕事を回す時があります。

その時に、名前を思い出してもらうように、同業者の方とのつながりを大切にするのです。開業当初はこうして仕事を振ってもらうことがとても助けになります。

積極的に介護タクシー事業者さんのところへ足を運び、信頼関係を築いていきましょう。

まとめ

とても、現実的なことを申しましたが、実際に生活していけるだけの収入を得ている事業者様もたくさんおります。

介護タクシー起業後の事業継続の明暗を分けるのは、どんな営業をするかです(営業にはホームページやチラシ、同業者とのつながりなども含まれます)。どんな事でも思いついた事は試していきましょう。

 

そして、最低でも3~4ヶ月は何もしなくても食べていけるだけの預貯金は蓄えてください。食べること、住むことができなければ仕事どころではありません。

そのためにも、開業費用は1万円でも安く済ませることを提案いたします。

かわい行政書士事務所がお手伝いできること

当事務所に介護タクシー許可申請をご依頼頂けば、無理な新車購入やリースを組まされることもありません。タクシーメーターも、高価なものを買わされる心配もありません。

開業費用を抑えた介護タクシー起業をお考えの方はかわい行政書士事務所に是非一度ご相談ください。

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