介護タクシー フランチャイズ加盟

介護タクシー フランチャイズ等への加盟について

介護タクシーで開業をご検討中のから、よく頂く質問に「フランチャイズやタクシー協会への加盟と行政書士事務所に依頼する違いは何か」というものがあります。

非常によく頂く質問ですので以下、ご一読頂くと幸いです。

介護タクシー フランチャイズや協会への加盟

まず、フランチャイズと言えば、コンビニを思い出します。代表行政書士の私も20代のころ、「〇〇〇〇K」のフランチャイズに加盟し開業しようと思い話を聴きに行ったことがあります。

結論は加盟しませんでした。なぜなら、高額な開業費用(加盟金)と、売上に対するロイヤリティーに納得がいかなかったこと。開業場所が選べなかったことなど腑に落ちない点が多かったからです。

近所のコンビニも長く続いておりましたが、5年ほどの間に経営者のご夫婦が何回か変わっったことにも実際FC本社の話を聴いて合点がいきました。

成功して何店舗ものオーナーになっている人もいますが、契約時の話と実際い開業後の実態が違うことで、裁判を起こす加盟者も多いようです。

フランチャイズや協会に加盟するメリット

フランチャイズや協会に加盟すると、一般的には、いわゆる暖簾分けにより、その会社の看板を使用することができます。これは社会的信頼を得られる効果もありそうです。

さらに週何件かの仕事の紹介もあるようです。ほぼ病院の利用者ですので、午前中の仕事です。開業当初は助かりそうですね。

また、各種セミナーに参加できたり、福祉自動車の購入先の紹介もあるようです。

※全ての介護タクシーのフランチャイズ、協会にはあてはまりません

フランチャイズや協会に加入するデメリット

フランチャイズや協会に加盟すると、一般的には高額な加盟金や売上に応じたロイヤリティー、月会費の支払いがあります。

デメリットとしてこれが一番大きいかと思います。月会費を支払うとなれば、仕事があってもなくても、毎月の固定費として支払わなければなりません。

同じ経営者として意見を言うなら、固定費は極力減らすと開業当初の不安は和らぎます。

福祉車両に関しては、購入先が決められており自分の欲しい車両が選べないところもあるようです。

さらに、ガソリン代がペイできるほどの仕事の紹介はあまり期待できないようです。

※全てのフランチャイズ、協会には当てはまりません

その他、色々ありますが残念ながらこれ以上書けません。

介護タクシー フランチャイズ等への加盟 まとめ

当事務所はフランチャイズ加盟を否定していません。開業当初、顧客がない時に、仕事の紹介がしてもらえるのは幾分かの心の安定剤になるメリットがあります。

しかし、高額な加盟金やロイヤリティー、月会費を支払うのに見合う数の仕事がもらえるかは期待しないでくださいと言わざるをえません。

さらに、暖簾分けがあるとは言え、結局は個人事業主として屋号を持って経営していくことになります。暖簾分けにどれだけのメリットを感じられますか?

介護タクシーを含め、独立開業後に最も大切なのは、どうやって新規顧客をつかみ、満足していただき、リピートして頂くかです。

そのためには、営業手法やマーケティングの知識が不可欠です。当事務所では同じ経営者として、新規顧客の開拓方法やマーケティングの知識も開業時のコンサルティングでお伝えしております。

介護タクシーのフランチャイズや、協会がなぜ、CMや広告にたくさんのお金を掛けることができるのか?よく考えてください。

あなた様は、介護タクシーを開業するに当たって、何を一番重要視されますか?

暖簾分け?いくばくかの仕事の紹介?それとも事業継続?

もちろん、当事務所は事業継続していただくことに最も力を注いでいます

一度、立ち止まって熟考していただくことを切に願っております。

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